社内検討用 / 2026年6月25日版

愛管の自然共生サイトとLENRIを、企業が見て、食べて、学べるGX体験拠点にする。

浜松市グリーン・イノベーション推進事業費補助金の2次募集に向けて、観光PRではなく、BtoB向けのGX・ネイチャーポジティブ視察研修パッケージ開発として組む。

Grant Map

4本は同じ構想に乗せる。ただし、払う経費と成果物は完全に分ける。

判断基準はシンプル。スタートアップ実証はハマハブ、農産物のブランド化は農業ブランディング、売上に直結する設備と新事業は収益力向上、企業向けGX研修サービス開発はグリーン・イノベーション。

HH / ハマハブ

スタートアップ連携の実証にだけ使う

補助対象に寄せるもの: Hylable等との音響モニタリング、録音機器の設置・運用、解析、実証レポート、実証結果の展示/PR素材、愛管側の現場記録・実証運用工数。

八巻の稼働: 現地設計、Hylable調整、記録整理、展示化、Web/PR素材、実証後の事業化仮説づくりは、スタートアップ実証の伴走実務として整理しやすい。

対象にしないもの: 農産物ブランド開発、LENRIメニュー開発、静銀販路開拓、通常Web改修、乾燥機、エビ設備。

見分け方: スタートアップの技術を現場で試し、結果を検証する費用ならHH。スタートアップが関係しない販売・商品化費用は入れない。

AB / 農業ブランディング

浜松産農林水産物を売れるブランドにする費用

補助対象に寄せるもの: エディブルフラワー、ハーブ、ブルーベリー、加工品、パッケージ、商品撮影、広告、商品LP、乾燥機などの加工・ブランド化に直結するもの。

対象にしないもの: 企業研修、GX視察、音響AI実証、エビ水循環設備、静銀のBtoB販路開拓、GX説明パネル。

見分け方: 浜松産の作物・加工品そのものの価値を上げる費用ならAB。企業が学ぶ研修や設備見学は別補助金へ逃がす。

SR / 収益力向上

売上・付加価値額を上げる設備と新事業に使う

補助対象に寄せるもの: 法人ギフト、団体食農体験、エビ水循環/GX見学設備、倉庫展示導線、予約・問い合わせ導線、DX/センサー/見学ダッシュボード。

対象にしないもの: GI側の開発設計費、静銀の事業化伴走委託、Hylable実証費、農産物単体のブランド広告、乾燥機をABで入れる場合の同一設備。

見分け方: 設備や仕組みを入れて高単価商品・新サービスの売上に直結するならSR。研修設計や地域企業ネットワーク作りはGIへ分ける。

GI / グリーン・イノベーション

企業向けGX研修サービスの開発に使う

補助対象に寄せるもの: BtoB GX/ネイチャーポジティブ視察研修の設計、農園/LENRI側の開発設計工数、静銀の事業化伴走委託、企業向け提案資料、GX説明パネル、研修LP、専門家指導。

開発工数の置き方: GIは黒川さん/LENRI、農園担当、季節体験、研修メニュー、食事・試作・受入オペレーションの開発費を中心にする。八巻の実証伴走工数はHH側の成果物と紐づけて整理する。

対象にしないもの: 乾燥機、農産物単体のブランド費、エビ設備本体、音響モニタリング実証本体、通常飲食メニュー、通常店舗PR。

見分け方: 企業が愛管の自然共生サイト・GX・食体験から学ぶ研修商品を作る費用ならGI。物を作る・設備を買う費用は原則AB/SRへ分ける。

迷いやすいもの どこに入れるか 判断ルール
Web/LP AB / SR / GIで分ける 商品販売ページはAB、予約・売上導線はSR、企業研修ページはGI。Hylable実証報告ページだけHH。同じページ制作費を複数に割らない。
展示パネル HH / SR / GIで分ける 音響実証結果の展示はHH。倉庫見学導線の設備説明はSR。企業研修用のGX説明パネルはGI。
開発工数 HH / GI中心 Hylable実証の設計、現場運用、記録、展示化、PR、事業化仮説はHH。GIは農園/LENRIの季節体験、試作、受入オペレーション、研修メニュー開発を中心にする。通常営業、通常調理、申請書作成は入れない。
写真・動画 目的別に1本へ寄せる 農産物ブランド写真はAB、実証記録動画はHH、営業・予約導線はSR、企業研修説明素材はGI。撮影日とカット用途を分ける。
外部委託 委託先と成果物で決める HylableはHH、静銀/静銀経営コンサルティングはGI、設備業者はSR、パッケージ/ブランド制作はAB。

重要判断: 八巻のまとまった実証伴走工数はHH側の成果物に紐づける。GIは農園、LENRI、静銀、専門家指導を中心に置く。これで、HHはスタートアップ実証、GIは企業向けGX研修商品開発として役割が分かれ、同じ開発工数を二重に入れるリスクを下げられる。

運用ルール: 案件コードを必ず付ける。`HH` ハマハブ、`AB` 農業ブランディング、`SR` 収益力向上、`GI` グリーン・イノベーション。見積、発注、請求、支払、日報、成果物、写真フォルダの名前にこのコードを入れる。

Project Story

食べるための農園ではなく、企業が学ぶための自然共生サイトにする。

既にある実績を束ねる。エディブルフラワー、浜松野菜パフェ、花博特別出店、浜名湖アマモ、えびすき漁、地中熱、バイオ炭、企業視察を別々に見せず、1つの体験商品にする。

自然共生

れんりのうえん

自然共生サイトの畑を、花・ハーブ・アロマ・季節野菜の体験フィールドにする。エディブルフラワーと浜松野菜パフェの実績を前面に出す。

食体験

LENRI

収穫、浜名湖魚介、えびすき漁、アマモなどを食事・試食・懇親へ接続する。黒川さん等の開発工数は、通常調理ではなく試作・原価設計・団体運用設計で計上する。

BtoB

企業視察・研修

地域企業、金融機関、行政、学校、団体客向けに、見学、講義、食事、対話、提案資料までをパッケージ化する。

SynecOやソニーCSLの拡張生態系/Synecocultureは、確定連携ではなく「先進事例・専門知見候補」として扱う。静銀側のネットワークで接点探索できると、BtoBの話として面白くなる。

Two Plans

A案は魅力づくり、B案は補助金の本命。

社長に出すときは2案に見せる。ただし申請書の中心はB案に置き、A案の要素をB案の体験コンテンツとして吸収する。

A案 / 観光・団体客

季節の収穫とLENRI食体験

  • 花、ハーブ、エディブルフラワー、浜松野菜の季節体験。
  • えびすき漁や浜名湖魚介を、LENRIで食べる既存実績を拡張。
  • ツーリズムビューロー、モカチャイ等との観光導線に乗せやすい。

弱点: 補助金上は飲食販促・観光PRに見えやすい。

B案 / 申請本命

企業向けGX・ネイチャーポジティブ視察研修

  • 自然共生サイト、地中熱、バイオ炭、雨水活用、地域食材を一体で説明。
  • 企業が自社の脱炭素・生物多様性・地域連携を考える研修商品にする。
  • 静銀/静銀経営コンサルティングの地域企業ネットワークと相性がよい。

強み: 新サービス開発、地域循環モデル、脱炭素業界モデルとして説明しやすい。

Budget

主案は800万円。補助400万円、自己負担400万円で設計する。

静岡銀行または静銀経営コンサルティングへの委託は、成果物付きの事業化伴走として仕様を切る。紹介や申請代行に見えないよう、販売仮説、企業接点、収益モデル、初年度KPIまで成果物に含める。

シナリオ 総事業費 補助見込 自己負担 使いどころ
最小 500万円 250万円 250万円 社内開発工数とWeb/資料中心。静銀委託は縮小。採択リスクは低いが、BtoB販路開拓力が弱い。
本命 800万円 400万円 400万円 静銀の事業化伴走、開発設計360万円、専門家・販路開拓・試作を入れる。補助上限を使い切る。
拡張 1,000万円 400万円 600万円 SynecO/Sony系の専門知見探索、現地説明パネル、研修商品化を厚くする。追加自己負担に見合う成果物が必要。

本命800万円の内訳

開発設計費360万円八巻、LENRI、農園側の開発設計工数
外注委託費300万円静銀/静銀経営コンサルティングの事業化伴走
専門家・技術指導50万円生物多様性、アマモ、食品表示、研修設計
販路開拓費60万円Web改修、パンフ、提案資料、説明パネル
試作材料等30万円試作食材、備品、実証費

静銀委託の成果物

  • 地域企業・連携候補リスト
  • BtoB視察・研修のターゲット企業仮説
  • 価格帯、収益モデル、販売導線
  • 打合せ同席、議事録、次アクション整理
  • 補助事業後の販売計画と初年度KPI
  • SynecO/Sony等の先進的専門知見候補への接続探索

Cost Boundary

開発設計工数は入れられる。ただし「通常業務」ではなく「成果物」に寄せる。

開発設計費は補助対象経費総額の2分の1以内という上限がある。日報、作業内容、成果物の紐づけが必須。

八巻

企画、Web導線、説明資料、体験導線、実証記録、申請書ドラフト。成果物、作業日、案件コードを愛管株式会社の補助事業作業として整理する。

黒川さん/LENRI

メニュー試作、原価設計、団体受入オペレーション、浜名湖魚介・花・ハーブの提供設計。通常営業の調理・接客は対象外に寄る。

農園側

収穫体験、安全導線、現地説明、季節体験準備、ハーブ・アロマ試作。乾燥機など別補助金設備との二重計上は避ける。

中村社長の稼働費は役員扱いになる可能性が高いので、市へ事前確認。社長は費用計上より、対外信用、トップメッセージ、企業・行政向け説明役として入れるのが安全。

Web

Webは lenrinokinoshitade.com 改修。別ドメインには載せない。

補助金の成果物としては、愛管/LENRIのWeb導線であることが重要。通常店舗PRではなく、企業向け視察・研修商品の申込導線として設計する。

作るページ

  • 企業向けGX視察・研修ページ
  • 自然共生サイトとLENRIの体験紹介
  • 季節の花・ハーブ・浜松野菜・浜名湖資源のコンテンツ
  • 団体受入、BtoB懇親、問い合わせ導線

避ける表現

  • 単なるレストランの販促ページ
  • 単なるオンラインショップ
  • 別法人の事業として見える建付け
  • 未確定連携を確定のように書く表現

Human Resource

まず自然観察指導員を取り、その後に浜松市環境学習指導員へ登録する。

浜松市の公式要件では、日本自然保護協会の自然観察指導員は、浜松市環境学習指導員(個人)登録要件の1つに入っている。つまり、浜松市の養成講座を全回受ける以外のルートとして使える。

1. NACS-Jを取る

11月21日から22日の三重県・四日市市講習会を狙う。国家資格ではなく登録制度だが、自然共生サイトの案内を「環境学習」として語る信用になる。

2. 浜松市登録へ進む

自然観察指導員取得後、はままつEスイッチ加入と登録申請を行えば、浜松市環境学習指導員として登録できる可能性が高い。自動登録ではない点だけ注意。

3. 愛管の信用に使う

中村社長が取得できると特に強い。代表者が浜松市の環境学習人材として自然共生サイトを語れるため、企業視察、学校、行政、ツーリズムビューローに対して信用を作りやすい。

整理: Eスイッチは「浜松市の養成講座を受ける先」ではなく、「浜松市環境学習指導者へ登録する時の加入要件」として扱う。まずNACS-J自然観察指導員、次に浜松市登録、という順番がコスパ良い。

Schedule

7月23日17:00締切から逆算する。

2次審査は8月上旬、交付決定は8月中旬予定。補助対象期間は交付決定日から2027年2月28日まで。

社内判断。B案本命、静銀委託の方向性、lenrinokinoshitade.com改修、申請主体と成果物の整理方針を決める。

ツーリズムビューロー打合せで、団体客・企業視察・収穫体験と食事の販売可能性を確認する。

浜松市カーボンニュートラル推進課へ、開発設計費、静銀委託費、Web改修費、試作材料費の対象可否を確認する。

静銀/静銀経営コンサルティングから、委託の見積、仕様、成果物一覧を取る。

開発設計費の単価、作業日報様式、LENRI/農園/八巻の役割を固める。

申請書、経費明細、見積、事業計画、スケジュールを初稿完了。

2次募集締切。提出前に、通常飲食・通常HP更新・紹介料に見える表現を潰す。

Risk

落ちる理由を先に潰す。

今回の敵は、内容不足ではなく見え方。飲食販促、観光PR、紹介料、通常HP改修、二重計上に見えると弱くなる。

食品・観光に見える

対策: 企業向けGX研修、環境学習、地域循環、脱炭素業界モデルを主語にする。食は学びの出口に置く。

静銀委託の見え方

対策: 紹介料、成功報酬、申請代行にしない。成果物、会議体、販路仮説、販売計画まで仕様に入れる。

開発工数が通常業務に見える

対策: 開発作業だけを日報化する。通常営業、通常接客、通常調理、日常更新は切り分ける。

設備の二重計上

対策: 乾燥機など別補助金候補は外す。今回の補助金はサービス開発、販路、体験商品化に寄せる。

未確定連携を書きすぎる

対策: SynecO/Sony、明治屋醤油、地域企業は「候補」「探索」「協議予定」と明記する。

別法人の事業と混ざる

対策: 申請主体、経費、成果物、権利帰属は愛管に統一。別法人側の事業として見える成果物は補助対象外で進める。

Application Draft

申請書の言い方はこれで寄せる。

「観光」「飲食」「花」だけで押さない。愛管の既存資産を、企業向けの新しい環境学習・視察研修サービスに転換する表現にする。

事業名: 自然共生サイトを活用したBtoB GX・ネイチャーポジティブ視察研修パッケージ開発事業 事業概要: 愛管株式会社が保有する自然共生サイト、LENRI、れんりのうえん、地中熱・バイオ炭等の環境技術、浜名湖地域資源を一体化し、企業向けのGX・ネイチャーポジティブ視察研修サービスを開発する。季節ごとの花、ハーブ、エディブルフラワー、浜松野菜、浜名湖魚介、アマモ等を活用し、見学、体験、食事、対話、研修資料、Web導線を整備することで、地域循環型の新たなBtoBサービスを創出する。

Action

社長に今日出す判断事項。

迷うポイントを4つに絞る。ここが決まれば、7月23日の提出に向けて作業に入れる。

決めてほしいこと

  • 申請本命はB案でよいか。
  • 総事業費800万円、補助400万円狙いでよいか。
  • 静銀/静銀経営コンサルティングへ事業化伴走委託で相談してよいか。
  • Webは lenrinokinoshitade.com 改修でよいか。
  • 自然観察指導員取得後、浜松市環境学習指導員への登録まで狙ってよいか。

すぐ動くこと

  • 浜松市へ補助対象経費の事前確認。
  • 静銀へ委託仕様と見積相談。
  • ツーリズムビューローへ団体客・BtoB視察の販売仮説確認。
  • LENRI、農園、八巻の開発作業日報フォーマット作成。

Message

社長への短い説明文。

口頭説明の冒頭は、これくらいで足りる。

今回の補助金は、LENRIや農園の単なる販促ではなく、愛管の自然共生サイトを会社の新しい信用資産にする事業として組むのが良いです。 本命は、企業向けのGX・ネイチャーポジティブ視察研修パッケージです。花、ハーブ、エディブルフラワー、浜名湖魚介、LENRIの食事、地中熱、バイオ炭、自然共生サイトをまとめて、企業が見て、食べて、学べる拠点にします。 2次募集は始まっていて、締切は7月23日17時です。補助上限400万円なので、総事業費800万円で組むのが一番きれいです。静銀または静銀経営コンサルティングには、BtoB販路開拓と事業化伴走の成果物付き委託として入ってもらう形にすると、補助事業後の販売計画までつなげやすくなります。